2018年3月8日木曜日

melon

ちっちゃいとき、メロンの模様にマジックで色を塗ろうとして怒られたことがあって、そのときの無念な気分を今でもたまに思い出す。今なら大人になったから、やろうと思えば自分でメロンを買って塗れるけど、自分で買ったメロンに色を塗るのはいくらなんでも嫌だ。だって色が塗られたメロン食べるの嫌だもの。かといって色塗っただけで食べずにどうかするのも嫌。なので誰か私にメロンを買ってくれませんか? と言っても誰かが折角買ってくれたメロンに色を塗るのも嫌なのでやっぱり今のは忘れていただいて結構です。ああメロンの方から私のところにコロコロ転がってやってきて、ねぇあなた、どうかわたくしの模様に色を塗って下さらない? わたくしね、食べられて死ぬのはどうしても嫌なんです、それならいっそ、華やかに塗られて死んでみたい、って頼み込まれたらそれはもうWINWINの関係ということで、ありがたく塗らせていただくけれど、そんなことあるわけないから嫌嫌嫌。これはもうただのワガママなんだってわかっちゃあいるが、ああこのままでは死んでも浮かばれないです。永遠にこのことを想い続けるんだろうよ私は。

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