2017年3月15日水曜日

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テイクアウトしたコーヒーのカップの底からタバコの匂いがする気がするのは何の呪いだろう。今日は食事をとる良いタイミングがなくて、コーヒーばかり飲んでいた。頭がぼんやりする。寒い。冬が帰ってきた。悪いけど、歓迎できない。職場で、石油ストーブをつけた。石油ストーブの匂いは美味しそう。石油って飲んだらやばいと思うけど、どんな味なのかな。まずそう。サラダ油ですら単体の味はいただけない。


大阪で買った尾形亀之助「美しい街」(夏葉社)をとうとう読み終えてしまう。気づいた時に適当に開いて、あまり一度にたくさん読まないようにしてちびちび読んでいた。春休みが終わっちゃった時の感じがしている。寂しいような、新しい日々のはじまりに気分が高まるような。尾形亀之助の詩は青空文庫でしか読んだことがなくて、それでも充分かけがえなかったのだけれど、このタイミングで詩集が出てくれて良かった。高いところとか、遠いところばっかりキョロキョロ見ようとしてしまう私の目線を、ちょうどいいところにすとんと落としてくれる。ふつうのこと、ありふれた、あたりまえのいつものことを、美しさとしていつまでも捉えられるようで在りたい。


昨日の帰りに、新青梅の街路樹のハクモクレンがついにちょっと咲いてるのを見た。モクレンはいきなり咲くので、来年はちゃんと観察しておこうと去年の春に思って、少し前にちゃんとそれを思い出してツイッターに書いたら一緒に観察してくれるひとがいる。嬉しい。その方のおうちのお庭にはハクモクレンの木があるみたいで、うらやましい。でも、鳥が来て咲きつつある芽を食べちゃうらしい。鳥。やめろ。


猫よりも犬よりも、鳥と会話がしてみたい。でも話ができるようになったら、鳥のほうが(特にカラスなど)それを良いことに結構色々こちらに要望を言ってきそうなので、やっぱりやめたほうがいい。やっぱ猫だ。


肩が重い。きのう行ったところが霊の噂があるところなので、やられたかもしれない。

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