2014年10月22日水曜日

捻れた背骨

先日はじめて整体にいって、からだの歪みをみてもらったらば、「坂本さんの背骨はかなり捻れています」ということだった。
多少歪んでいるだろうな、とは思っていたが、捻れているのは予想外だったのでなかなか戸惑った。
背骨が捻れているということはつまり、常にまっすぐな方を向いていなかったということで、わたしはこれまで、そのような根本的な都合によって不必要なよそ見を続けていたということになる。たしかにそのように言われてみると、身体的にも精神的にも、わたしはよそ見がちである。

整体の先生はその場でわたしの骨らを誘導して、正しい位置に戻そうと努めて下さった。だけど残念ながらわたしの背骨は先生ですら想定外なほどに捻れており、その日のうちに完全にねじれを解くことはできなかった。

それでも整体院を出てからの景色や心持ちはそれまでとまったく異なり、「まっすぐというのはこちらの向きだな」という感覚がわかるようになった。
それからはえらく溌剌としてド直球、よそ見をせずにまっすぐ前へ向かうような日々が続いて大変充実した。姿勢がよくなり気持ちもすらっとしていた。
しかし悲しいかな捻れた背骨は根が頑固だったようで日を重ねるごとにまたよそ見がちなからだになっていったら。最近はそれがあまりにも顕著で寝つきも悪い。このままではまた捻れた思想に呑まれてしまいかねないので、近日中に再び整体院を訪ねる予定である。



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